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キャンパスビジットツアー

米国の大学は個性が豊かで、それぞれの理念に基づいた制度で教育を提供しており、充実した大学生活を送るためには、自分にあった大学選びが重要です。そのため、米国の大学では受験生を対象に、インフォメーションセッションによる情報提供や、学生ガイドなどによるキャンパスツアーを行っています。今回私たちは、「キャンパスビジット」として、主に2023年度説明会を開催した公立高校の2年生と共に、アメリカ東海岸の4つの総合大学と2つのリベラルアーツカレッジを訪問しました。

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訪問大学6校

地図 地図
  • 1

    ウィリアムズカレッジWilliams College

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    ウィリアムズカレッジは、米国大学の特徴の一つであるリベラルアーツカレッジとしてマサチューセッツ州のウィリアムズタウンに位置し、豊かな自然と美しい山々に囲まれています。
    ここでは、インフォメーションセッションおよびキャンパスツアーの撮影が許可されましたので、その記録をご紹介します。
    総合大学に比べて小規模ではありますが、それでも広々としたキャンパスの中で、2300人余りの学部生が勉学やスポーツなどの活動に励む様子をご覧ください。

  • 2

    ペンシルベニア大学The University of Pennsylvania

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    ペンシルバニア大学のあるフィラデルフィアは、米国初の首都でもあった歴史的な街であるとともに、今も全米6位の人口規模を有する大都市です。キャンパスは都会の活気と静かな学びの場が共存しており、自然と一体化した美しい街並みの中、学生たちはのびのびと学んでいます。
    のちに独立宣言を起草するベンジャミン・フランクリンが創設に力をいれ、当時としては画期的なリベラルアーツ教育の始まりになったと言われています。こうした伝統に則って、大学側が生徒の要望に応えながら、学ぶ環境を作っていこうとする姿勢が実感できました。

    参加者の感想
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    涼しく静かな雰囲気と大学が一体化する街並みに見入ってしまいました
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    授業で作った冷蔵庫内カメラを商品化し、スタートアップ企業を立ち上げた生徒さんの話が印象深かったです
  • 3

    スワースモアカレッジSwarthmore College

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    スワースモアカレッジは、ペンシルベニア大学から車で30分ほど、静かな郊外の町・スワースモアに位置するリベラルアーツカレッジです。緑一面の中に伝統的な建物が点在するキャンパスがあります。
    スワースモアカレッジは、クエーカー教徒によって1864年に設立され、対話を重視するという伝統を尊重しながら、学生の知的好奇心を満たすため様々な分野の教育が提供されています。
    留学生のための施設であるInternational Student Centerも訪問しました。センターは、学生たちのコミュニティとしての機能のほか、学生のビザ手続きやカルチャーショックへの対応など、個人的なサポートも提供しています。

    参加者の感想
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    日本の大学と比べものにならないほど敷地が広く、木に囲まれていて、静かで落ち着いた雰囲気でした
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    大学は、学生のポテンシャルに注目していて、その学生が今ここにある施設をどのように活用して、これからどのように成長するのかを知りたがっていると感じました
  • 4

    プリンストン大学Princeton University

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    プリンストン大学はフィラデルフィア市から車で一時間弱、ニュージャージー州のプリンストンという小さな町にある大学です。1746年に設立され、歴史を感じさせる荘厳な建物が多く、アカデミックな雰囲気に満ちています。インフォメーションセッションでは、ノーベル賞受賞者の教授陣が自ら学部生に教鞭をとることについて説明がありました。教育に重点が置かれるリベラルアーツカレッジとは異なり、総合大学では大学院生などが講義を担当することも多い中、プリンストン大学が非常に贅沢な教育現場であることがわかります。

    参加者の感想
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    学術レベルが高いことを身に染みて感じた。同時に、キャンパスツアーでは、ガイドの生徒の自分の学びや研究に対する誇りやプライドが溢れており、「かっこよい」という印象を受けた
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    研究に対しての環境やプログラムがしっかり整えられている。年単位の時間をかけてgraduate levelの研究をすることができるなど、講義でも研究などの実践においても、レベルが高い学習ができることが印象的だった
  • 5

    MITMassachusetts Institute of Technology

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    マサチューセッツ工科大学はボストン近郊のケンブリッジに位置し、理工系の研究等で世界的に有名な大学です。近代的なビルが立ち並ぶキャンパスは、まるでオフィス街のようです。インフォメーションセッションでは、「理工系のイメージが強いが、リベラルアーツ教育システムを取り入れており、学生たちは自然科学や工学の分野だけでなく、人文科学や社会科学といった文系の科目を学ぶシステムになっている」と説明がありました。

    参加者の感想
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    『Mens et manus」(Mind and Hand)』というモットーの通り、講義によって培った基礎知識を実践的に活用することに重きを置いているのが印象的でした
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    勉強以外のことでも講義で学んだ知識を活用しながら、仲間と協力して取り組んでいるのが強く印象に残り、入ったらすごく楽しいだろうなと思いました
  • 6

    ハーバード大学Harvard University

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    ハーバード大学は、ボストン近郊のケンブリッジに位置し、MITとも近い距離にあります。リベラルアーツ教育を基盤に、多様な視点から物事を捉える能力を養うことができる環境が整っており、専攻を決める前に幅広い分野を学ぶことが奨励されています。
    また、学部生にも研究の機会が豊富に提供されており、教科の枠を超えた多角的な研究が可能です。
    自然史博物館では、昆虫セクションでインターンをしている笹川奨学生の案内で、指導教授に直接話を伺うことができました。全世界から集められている膨大な昆虫の標本コレクションに、実際の研究の一端を垣間見ることができ、とても有意義なツアーとなりました。

    参加者の感想
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    教会であった食堂や地下へと広がっていく図書館など、多くの建物に過去の事象とのつながりや人々を取り巻くストーリーがあるのが印象的でした
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キャンパスツアーに行って
分かったこと

こうしたキャンパスビジットでの経験を通して、参加者はアメリカの大学の伝統や、オープンに情報を開示する姿勢、学生の主体性に応える体制などについて理解を深めていきました。そして、大学に入学することをゴールと考えず、自らの興味や関心を大切にしながら、広い視野で、長期的に将来を考える姿勢が重要なのだと気が付きました。

Holistic Review

アカデミックパフォーマンス
(高校での成績、SATスコア等)
だけで判断しない

これは今回訪問したすべての大学で聞いた言葉で、志願者のアカデミックパフォーマンスだけを見るのではなく、これまでの教育環境やリーダーシップ経験や課外活動などの経歴、進学後の展望など、出願された情報やエッセイを総合的に判断し、人となりを吟味した上で合否を決定する評価方法です。
米国の大学では、自己の興味や関心に基づいて積極的に行動し、自らの可能性を広げていくことのできる学生が求められています。

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自分にあった大学をみつけよう

自身の個性とマッチする大学を見極めるためには、大学選びのポイントとなる情報をしっかり集めることが大切です。また、今回ご紹介したように、キャンパスツアーでは様々な情報を得ることができます。
もし現地に行くことができなくても、オンラインのインフォメーションセッションや、バーチャルツアーを実施している大学もあります。自分に合った大学を選び、実りの多い留学へとつなげるために、積極的に参加してみましょう。

  • リベラルアーツ的学びは総合大学でも積極的に取り入れている!
  • 自身の個性とマッチする大学選びを行うのが進学のコツ。
  • 校風、立地、設備、授業の構成や理念、学生の雰囲気や留学生に対するケアなど
    大学選びのポイントになる情報を集める!
  • インフォメーションセッションではアドミッションオフィスからの大学説明や求める学生像が聞ける。
    どんなエッセイを書いたらいいかに触れることも!
  • キャンパスツアーでは現役学生のガイドで大学を周り、施設や学生生活、自身の学びの経験について教えてくれます。

応募はこちらから
(B日程:3月12日~4月3日PM15:00(JST))

※日程の詳細は随時更新します。必ず「お知らせ」で最新情報をご確認ください。