scholarship 笹川平和財団スカラシップ

志があれば、誰もが対象者

本スカラシップの年間給付人数は50人という制限を設けてはいますが、質を大事にしたいので絶対に50人というわけでもありません。「自分は受からないのではないか」とは考えずに、少しでも意欲があり本スカラシップの求める人物像に合っているところがあるかもしれないと感じた方は、まずはぜひご応募ください。

年齢、年収制限なし

本スカラシップの対象者は、「社会課題の解決に意欲があり、海外で学ぶことで成長したいと考えている方」です。年齢制限や年収制限は特に設けておらず、給付型の奨学金制度となります。

できるだけ地方の方々にも「留学しようかな」と思っていただけるように、ご関心がある地域にお伺いして、説明会を開催したり、高校生、高校の先生、親御さんたちと個別にお話をすることを地道に続けていこうと考えています。

どうしても地方だと留学について知るすべがなかったり、費用面でそもそも検討にもならない状況があります。「現代はインターネットで情報を入手できるので、情報の地域格差はないんじゃないか」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、必要な情報を効率よく取得するとなると、地方にいるとなかなか大変なのではないかと思います。

まずは選択肢として海外留学という手段があって、給付型の奨学金が使えることを知ってもらい、「こんなにお金がかかることは無理」と最初から諦めずに、留学する方法があることを皆さんに知っていただきたいです。

「使命感」×「好奇心」×「柔軟性」

海外留学してやりたいことがある程度固まっている方に対しては、さらに物の見方を広げるようなお手伝いができればと思いますし、これから固めていきたい方に対しては興味を持つきっかけになるような材料を提示できればと思います。

「柔軟性と好奇心があり、何か使命感を持っている方」が本スカラシップは求めています。もしお話をして応募を決めていただく流れの中で、自分の考えを固めてはっきり説明できるようになっていただければ本当に嬉しいなと。

留学経験者によるサポート

当財団は留学経験者が数多くいますので、海外体験がないとはわかりづらいこと、海外の大学での選考の仕組みなどを説明し、 どう対応したらいいのかというところを、経験をもとに解説できるのも強みです。

生徒だけではなく先生の不安も解消します

生徒自身が可能性に気付き留学の意欲が生まれれば、必ず先生たちにもお話をさせていただいています。

ある日、北海道の高校で説明会を開催したときに先生たちとお話をしたのですが、「今の生徒の英語力で現地の大学に行っても、授業についていけないとかわいそうだ」と、そこまで心配をされていました。

また、生徒が海外留学をするとなると、先生方もいろんな書類を作らなくてはならないので大きな負担になります。その辺りも当財団でサポートをしていきたいなと思っています。

生徒さん本人に可能性があることに気づいてもらい、本人や周囲の大人たちが抱える懸念点を解消していくことも当財団の役割だと思っています。

応募前の相談に関して

応募前の相談に関してですが、相談専用のウェブサイトを設けていますので、そこから生徒本人でも親御さんでも学校の先生でも、是非ご連絡いただければ嬉しいです。まずアクションを起こす、話をしてみることが大事じゃないかなと。もちろん、相談いただいた全員に奨学金給付できるとは限りませんが、問題意識を強く持ち、社会貢献を目指す良い人材に関してはできるだけ希望を叶えてあげられるように一体となって動いていくのは本スカラシップの特徴だと思います。

留学に行きたいのか分からない

「このような問題意識を持っていて、そのためにはこんなことをしてはどうかと思っている。そのために海外留学するのはどうかと考えている」という状態でも是非ご連絡いただきたいと考えています。私たちと話をすることで、こういう可能性もあるんだとか、こんなこともできるのかもしれないと気付くきっかけをあげられればなと。

海外の大学を受験することが決まっている場合

実際に本スカラシップを受けることが決まり、海外の大学を受験するとなった段階では、大学の選び方、大学への応募手順、エッセイを書くときの考え方などをサポートします。あとは生まれて初めて海外の空港に降りる方もいらっしゃると思うので、海外生活の基礎、大学入学したらどんなことが起こるのかといった、初めの取りかかりのところの研修を行う予定です。

あなたも社会を変えられる

日本財団さんが行った若者の意識調査を見ていると、現代の若者は非常に悲観的に感じます。「自分の仕事が社会を変えることはない」といったちょっと遠いところから見ている方が多い印象です。その一方で、社会的な公正さを望んでいたり良心を持ってる方が多いという傾向もあります。これはすごくいいことですよね。

この2つの傾向があるからこそ、本スカラシップを利用して海外留学して欲しいなと思います。アメリカやイギリスのように個を持ってることが尊重される社会では、自分が動くことで案外簡単に社会が動くことを実感できます。積極的に動くことで社会や周りが変わるのは楽しいので、積極的に動く姿勢も身につくはずです。その中で自分の持っている良心的なところ、社会に貢献したいという考えを伸ばして欲しいと思います。

また、留学先では自然と他の国から来てる留学生との交流も増えます。「この国の考え方には、こういうバックグラウンドがある」みたいに、理解を広げ視野を広げることにつながるはずです。

今はバーチャルで多くのことができますが、実際に人と会って話をして感じることやその目で見てくることは非常に重要じゃないかと思いますので、その辺りをしっかりやってきてほしいと思っています。